クリステルの新コーティングフライパン

クリステルからまた優れモノのアイテムが登場しました。

アルミ素材のコーティングフライパンです。クリステルではいままでもコーティングのフライパンはありましたが、フライパンの素材がステンレスのものでした。ステンレスは耐性が高い非常に優れた素材なのですが、高価であること、そして重量感があることも特徴でした。

特にフライパンの場合、片手で振る際に少々重たさを感じることもありました。

さらに肉に焼き色を付けたりする調理に適したステンレス無垢のフライパンは長持ちするので重宝しますが、コーティングのフライパンは素材がステンレスでも、消耗品であるコーティング面はいずれ劣化することはさけられません。

そのデメリットを考えたとき、特にコーティング系フライパンに関しては軽くてリーズナブルかつクリステルデザインの着脱ハンドル対応のフライパンという選択肢があってもと思いちょうどクリステル社に問い合わせていたところでした。その弊社の要望が聞き入れられたのかそれとも全く関係なく開発されたのかは別として、まさに要望していた特徴を全て網羅するフライパンが登場しました。

新フライパンの特徴は

  • アルミ素材の軽いフライパン
  • クリステル品質のノンスティックコーティング(今まであったステンレス製コーティングフライパンと同じ品質)
  • PFOAフリーコーティング
  • 着脱式ハンドルタイプ(既存のクリステル製の着脱ハンドルが使用できます)
  • あらゆる熱源に対応(ガス、電熱、IH)
  • 熱伝導性に優れるアルミ製そして均一に火を拾うデザインフォルム(少量の熱量で火が通ります。)

コーティング系のフライパンで気になるのが、底部にもコーティングがあるタイプ。堅い部分といつも接する為、使用しているうちにフライパン面よりも早く底部が剥げてしまうことでした。

このフライパンの底部はアルミの削り出しとなっているので、その心配もありません。

PFOAフリーとは?

今までコーティング(テフロンなどのフッ素系ポリマー)素材にはPFOAという助剤が含まれているものが多々ありました。

このPFOAは環境中で非常に残留性があり実験動物に対し発達障害やその他の有害な影響を引き起こすことがあるということも指摘されるようになりました。

ただし今までのコーティング中に含まれるPFOAの濃度はとても低く、さらに調理中に食材の中に削れたコーティング剤が含まれ万が一人の体内に入ってもそれは本当に微量であるため影響は見られないということで、各国の食品衛生管理機関からも問題性はないということになっています。

しかし現在ではそのPFOAを添加しないさらに安心して使用できるPFOAフリーコーティングが開発され採用され始めています。

さて、幣キッチンスタジオで使用するのは24㎝と28㎝径のタイプ。

24㎝は玉子焼きなどを焼くサイズにちょうどよく、28㎝はチャーハンや焼きそばなどに適したサイズかもしれません。使ってみると軽いので振りやすくそして驚くほどくっつかないフライパンです。(最近のコーティングはみなそうなのかもしれませんね。エバソロのコーティングパンもPFOAフリーです。)