万能鍋のご紹介

クリステルから新しいタイプの万能鍋のご紹介致します。

和食から洋食まで。蒸す、揚げる、炒める、煮る、炊く、ソースに濃度を付ける等、あらゆる料理に万能に活用できるなべです。

見ての通り、フォルムが独特で中華鍋と深鍋の中間のような形状。22cm径で高さが8.8㎝(3L)という大きすぎないサイズで収納の場所も取らず手洗いでも洗いやすい鍋です。 

そして外見だけでなく中身(構造)も通常の鍋と異なります。側面から始まる3重構造のため、底面だけではなく、側面からも加熱するので(通常は底だけが多重構造)食材に均一に火を通し、温度の保持、耐熱性、保温性に優れています。

その構造から無水調理(蒸す)、煮る、炒める、揚げる、炊く、煮詰めるなど様々な料理に使用可能です。

クリステル社から頂いたサンプルで実際にスタジオにて以下のメニューを調理してみました。

和える

スパゲッティーカルボナーラを作ってみるとその有効性を理解できます。ベーコンを炒めて焼き色を付けるのはもちろん、茹で上がったパスタとカルボナーラソースを和えてみると、とろーりと濃厚なソースに仕上がりました。その理由は底面だけでなく側面からも加熱するため、素早く水分を蒸発させることができ均一にかつ濃厚なソースにできるのです。

カルボナーラだけではなくイカスミのソースや生クリームなど水っぽいソースをパスタに絡めて濃度を付けるなど、液体、ソースを煮詰めてとろみを付ける料理に大変適した鍋です。



無水調理(蒸す)

茹で野菜とは異なり、無水調理として水分を加えず野菜の持つ水分だけで調理することができ栄養保持と野菜の旨みを存分に味わえます。

水を使わないので野菜の水分のみでヘルシーに調理します。左の写真から無水調理後の野菜からのジュースをご覧いただけると思います。

塩で調理しただけのキャベツ、ブロッコリー、パプリカ、マッシュルームはどれも驚くほど野菜の旨みが濃縮されており、ズッキーニは崩れるほ柔らかく仕上がります。


揚げる

温度を常に一定に保つので具材を入れる度に温度は下がることなく均一にカラッと揚げることができ、長時間衣がかりっとしたフライや天ぷらを作ることができます。

丸みのある形状により揚げ物の具材が底に付きにくく、少なめの油で揚げることができます。また油の温度が高温になりすぎないので油の劣化や油の臭いを最小限に抑えられ、天ぷら、フライを初めアヒージョも手軽に作れます。


炒める

中華鍋のようにWok(野菜炒め)を作ってみました。中華鍋ほど容量はありませんが、大きさが手ごろで手軽な分量をサッとできるサイズが使いやすいです。

じっくり火を通して調理できるので、急速に火が入ると固くなってしまうスクランブルエッグもトロトロに半熟に仕上げることができます。


炊く

丸みのある形状がお米を混ぜやすく2合のお米を簡単短時間で底にご飯が焦げ付けずに炊くことができます。

側面が3重構造になっているため底からだけでなく側面からも熱が入り均一にお米に火が通ります。また水分を蒸発させ過ぎずゆっくり火を通すので、蓋をせずにブイヨンで煮ていくリゾットも乾燥させずにとろりと濃厚に仕上げます。

 


煮る

炒めて煮るを一つの鍋でこなせてしっかりと均一に味が染み込んで柔らかく仕上がります。

ワンサイズ下のガラス蓋(20㎝など)を落とし蓋に使用して肉じゃが等の煮物もおいしく仕上がります



特徴は?

  • 保温性。

アルミニウム層が側面まであり保温性が抜群です。蓋をして火元を移しテ-ブルに置いても約45分間は温かいままでした。

  • 多層構造のためと優しく火を通す

熱源があたるステンレス面から食材と接する内側のステンレス面まで階層(底・側面3層)があるため中間のアルミ層がクッションの役目をし、じっくりと食材に火を通すことで火を急速に食材に火を通し過ぎずないので煮崩れや固くなることを避けることができます。

  • 底だけでなく側面からも加熱

底面からだけでなく側面からも加熱するのでソースを煮詰める、濃度を付ける、揚げ物の温度を一定に保つ、多めの野菜も素早く炒める、お米を短時間で均一に炊くなど多くの利点がありました。

  • 複数方向からの効率的な加熱

普段よりも火を落として優しく省エネ調理が可能です。

  • ボウル形状による万能性

ソースや煮汁など液体が混ぜやすく、拭いやすい。揚げ物の具が底に付きにくい。そして洗いやすい。など様々なメリットがありました。

  • 外側はステンレス製

ステンレスは耐久性において大変高級材です。半永久的に使えてしまうほど長持ちします。