プロワイン2017

世界最大(ビジネス向け)の国際ワイン&スピリッツフェアーが、ここデュッセルドルフにて。

ProWein 2017

毎年梅の花が咲くころ、ヨーロッパおよび世界のワイン関係者がここデュッセルドルフに集結します。ProWeinフェアーは世界中のワイナリーやディストリビューターが出展し、ドイツ国内のみならず世界中のバイヤー達がそれぞれのブースにてワインをテイストおよび商談する場(フェアー)です。

既に知られている有名なワイナリーはもちろんですが、まだあまり知られていない小規模ながら優れたワインを製造しているような中小ワイナリーを効率的に発見できるのもこのフェアの醍醐味かもしれません。

France & Italy

世界中のワインとはいえ、フランスおよびイタリアのブースにどうしても足が向かってしまいます。

イタリア・フランスといっても、フランスであればボルドー、ブルゴーニュをはじめプロヴァンス、ローヌ、ロワール、ラングドックなど、イタリアであれば南はシチリアから中部はマルケやウンブリアそして北はピエモンテまで、それぞれの地方ごとに多数のワイナリーが出展されていました。

一地方を廻るだけでも十分なくらいバラエティー・特色のあるワインを楽しめます。

at a glance

ロワール(フランス)

フルーティーでサワーな白ワインが楽しめるロワール地方のワイン。ロワール川河口近くのミュスカデ・シュールリー、中部のトゥーレーヌ、上流のプイフュメやサンセールなどそれぞれ異なる特徴が楽しめます。

トレンティーノ(イタリア)

フルーティーで独特なアロマが特徴のGewürztraminer (ゲブルツトラミネール)もトレンティーノ特産の葡萄種。

フランスのアルザスだけと思っている方も多いかもしれませんが北イタリアのトレンティーノ地方でも特産との事。近々このGewürztraminer種のワインを直輸入およびスタジオで紹介できるべく計画中。

 

バスク(スペイン)

スペインでもバスク地方のようなまだリオハなどまで知られていない地方のブースも充実していました。

地方地方の料理の特徴に合うようにワインもそれぞれの地方に適した味のバラエティーがあるとのこと。ワイン文化の奥深さを感じさせてくれます。


北イタリア・Madonna delle vittolie

ところでこのブースは弊社で愛用するオリーブオイルとワインを製造するワイナリー(Madonna delle Vittorie)の出展ブースで、今回ProWeinに初参加とのこと。また、ラベルとロゴデザインも刷新され、味はもとより新ラベルやパッケージデザインなどさらに洗練されたブランドになりました。

Madonnaは北イタリア・ガルダ湖の北端の切り立った山々に囲まれた湖畔の丘陵地にたたずむ小規模ワイナリー。偶然旅先で立ち寄ったことからその味(オリーブオイルとワイン)に魅了され、現在は輸入するまでに至りましたが、あまりメジャーになってさらに値段が高くなってしまわないことを願うばかりです。

詳しくはワイナリーの新カタログをご覧ください。

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日本酒コーナーや蒸留酒コーナーもあります。

来年こそイタリア・フランス以外のワインもテイスティングできればいいのですが。